お盆休み②

稲佐の浜から砂を拾ってきて出雲大社へ!出雲大社の主祭神である大国主大神は、大きな袋と打出の小槌を持って米俵の上に立つ「だいこく様」の姿でもお馴染みです。
神話では「因幡の素兎」が有名で、サメに全身の皮を剥かれた白ウサギが、大国主大神の兄達から“海水に浸かり風に当たれば治る”と教えられ、そのとおりにしたところ傷は酷く悪化してしまった。ウサギが痛みで泣いているところを遅れてやってきた大国主大神がやって来て、“真水で塩を洗って蒲(ガマ)の穂に包まれると良い”と教えたところ、ウサギの傷が癒えたというお話で、大国主大神の優しい性格がうかがえる一幕です。
大国主大神は出雲王朝を繁栄させるという偉業を成し、多くの女神と結婚して(?一夫多妻)たくさんの子供をもうけました。大国主大神が縁結びの神様と言われる由縁でもあります。…で二礼四拍手一礼!良き縁がありますように。

出雲大社御本殿を後方から見守る「素鵞社」は、スサノオが祀られています。
※スサノオ
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
ヤマタノオロチを退治し、草薙剣(くさなぎつるぎ)を手にした偉大な神様です。先程の砂はこのスガノ社でお守りとして交換して持ち帰ります…続く

御守として素鵞社の御砂を持ち帰ることができる

素鵞社は、御社殿の床縁下の御砂をいただいて帰ることができます。
その御砂を、御守にしたり、ご自宅の土地に撒くことで、ご加護をいただくという信仰が古くからあります。

 

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